滝川メンタルクリニック 院長 ご挨拶
滝川メンタルクリニックで思春期、青年期を中心に仕事をさせていただくようになり4年が経ちますが、今回若林先生の後、院長の大役を仰せつかり大変恐縮しております。精神科では経験も少なく学ぶことも多い日々ですが、平岸病院から毎日来ていただくドクターの方たちやスタッフの方々と協力して小規模の外来であるからこそできることに挑戦していきたいと思っています。
私は昭和57年に医学部を卒業し、研修も含めて職歴の前半のほとんどを関東の公立病院で過ごし、北海道に嫁に着いてからは関東地方の友人の開業の手伝い等をしてきました。小児科医であり、専門は小児神経で児童精神医学とは親戚のような領域ですが今ほど発達障害に十分な関心は払われていなかった時代です。
夫が5年前に病で他界し、少々虚脱気味だったのですが、ある時まだやり残したことがある事に気づき、谷理事長を訪ねたのが博友会との出会いでした。国内でもまだ数少なかったCTの導入がこの空知で先駆けられた事に感銘を受け、また開業より多くの若い人達と働くことを勧めてくださる理事長の言葉に背中を押され、飛び込んだ次第です。
年齢も、個性も多彩極まりないこの博友会に今ではすっかり馴染んでいる、そんな毎日です。多職種のスタッフとの交流の時間に感謝しつつ、皆で協力して充実した医療社会に提供できるように研鑽したいと思っています。持ち回りの勉強会、だじゃれ王(笑)の青柳先生自作の電子カルテの導入、「うわばみ」の飲み会など多種多彩な滝川メンタルクリニックです。
これからは発達障害などの理解と受容を支えるため外来ショートケアや保護者の方へのペアレント・プログラムなども充実させ展開していきたいと準備中です。興味のある方はどうかお声をかけてください。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
滝川メンタル
クリニック院長
院長プロフィール
生年月日 | 昭和33年 富山県生まれ |
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学歴 | 昭和57年:群馬大学医学部卒業 |
経歴 | 東大附属病院、青梅市立総合病院、都立神経病院、ボストン子供病院を経て 結婚をきっかけに平成11年より北海道在住 平成27年 滝川メンタルクリニック |