回転寿司で「ソデイカ」を目にするが、実は正体を知らない方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ向けて今回は、ソデイカの魅力や美味しい食べ方をプロの海鮮屋が紹介します。
ソデイカは実は冷凍した方が美味しく、健康食としても取り入れられるほど栄養がある食べ物!
子どもからお年寄りまで、どんな方にもおすすめできる海鮮なのです。
ソデイカを知って普段の食卓に栄養と笑顔を彩ってみませんか。
国内最大級のイカ「ソデイカ(タルイカ)」を紹介
ソデイカ(タルイカ)とは、沖縄から本州で見られる大型のイカ。
暖かい海流を好み、太平洋側の海から沖縄・九州まで生息しています。
旬は6月〜11月、主な産地は沖縄県。国内の半分以上の漁獲量を誇っています。
服の袖のように広がるヒレが「ソデイカ」の名前の由来。
地域によって呼び方は異なり、鳥取県や福井県などでは「タルイカ」、山陰地方では、色合いから「アカイカ」と呼ばれます。
ソデイカ(タルイカ)は食用のイカの中では最大級、大きい物だと胴体部分だけで1m以上、重さ30kg!
日本で漁獲されている平均値としては、80cm、2kg前後までの物が多いです。
ソデイカ(タルイカ)は栄養満点の健康食品
ソデイカに含まれるタウリンの量は、他の魚介類とくらべて2〜3倍にもおよびます。
タウリンはタンパク質を構成するアミノ酸の一種。私たちの身体で様々な生理作用がバランスよく働くよう調整しています。
- 肝臓、心臓の機能強化
- 血圧値の正常化
- 胆汁を生成しコレステロールや
- 中性脂肪の代謝コントロール
- インスリン分泌促進
- 抗酸化作用
- 網膜の育成の補助
高血圧や心不全、不整脈など心臓に良い作用をもたらし、血中コレステロールの低下、二日酔い時の肝機能の強化などさまざまな働きがある栄養素。
人間の体内でもタウリンは合成されますが、その量は少ないため、食事から補うことが大切です。
ソデイカならタウリンを補え、さらに、低脂肪なので体重を気にする方も積極的に取り入れられる食材です。
冷凍するほど美味しい!ソデイカの味と食べ方
ソデイカの味は、もっちり・ねっとりとした濃厚な甘み。噛むほど旨みが増し、柔らかい食感も食べやすいと刺身や寿司ネタとしても人気があります。
市場に出回るヤリイカとは違った味わいがあります。
しかし、ソデイカは、さばいた直後は食感がゴワゴワし生のままでは美味しくありません。
解体した後に、最低3ヶ月〜半年以上冷凍保存した方が、もっちりと美味しく食べられるのです。
ソデイカの食べ方
刺身はもちろん、油との相性も良いので、天ぷら、炒め物、中華料理などにもよく使われます。
さまざまな料理で取り入れられる食材です。
- 刺身
- ソデイカの中華風炒め
- ソデイカパスタ・ソデイカのステーキ
- ソデイカの素焼き
まとめ
今回は、ソデイカの魅力について紹介しました。
沖縄県が1番の漁獲量を誇り、その大きさは国内最大級。タウリンが豊富に含まれ、子どもからお年寄りまで積極的に取り入れていきたい食材です。
もちもちした食感から刺身はもちろん、どんな料理にでも生かせ万能な食べ方ができます。
全国各地のスーパーで売られていることは少ないので、食べてみたい方はマルチュウスマイル公式通販サイトからお買い求めください。
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