旬の時期が1ヶ月ほどしかないマコモダケはマイナーな食材として知られ、スーパーでもなかなか手に入らない品物です。
しかし、レストランなど飲食店では旬を感じる食材として仕入れたいと思う方も少なくないでしょう。
そこで今回は、卸業として150年以上の歴史を誇る「丸忠商店」が、マコモダケについてご紹介していきます。
食べ方や栄養なども一緒にみていきますので、ぜひ調理する際の参考にしてみてください。
マコモダケとは
特徴
マコモダケとはイネ科植物「マコモ」の若い茎が肥大化したものを指します。見た目も食感もタケノコに似ている中国食材として知られています。
シャキシャキとした食感が特徴的で、ヤングコーンに近い匂いがします。味はえぐみが少なく淡白であるもののほのかに甘いです。
産地
食用のマコモダケは中国・台湾をはじめベトナムやタイなど東南アジア諸国で栽培されています。日本国内では千葉県・長野県・石川県・三重県を中心に産地が広がりつつある食材です。
旬
マコモダケは秋に収穫し、9月後半〜10月中旬の1ヶ月弱の期間が旬です。
収穫時期がすぎると黒穂菌が増え味が落ちてしまうため、旬が非常に短くマイナーな作物といわれています。
マコモダケの食べ方
マコモダケを美味しく食べるためには下処理をすることでより美味しく召し上がれます。
外皮をむいた白い部分を食しますので、緑の皮の部分を剥がしていきます。
手で皮を剥がすことができますが、表面が白くなく、黄緑色でそれ以上剥がせないようでしたらピーラーを使用しましょう。
切ったらすぐ調理できますのでお好きな調理方法で調理します。
加熱しすぎると柔らかくなりすぎて歯ごたえがなくなってしまうため、加熱しすぎには気をつけましょう。
- 炊き込みご飯
- マコモダケきんぴらごぼう
- オイスター炒め
- オーブン焼き(マヨネーズで食べる)
食べ方は、簡単なものから中華や和食としても活躍します。
マコモダケの栄養
食物繊維
マコモダケは食物繊維が豊富に含まれているため、便秘を解消する効果が高いです。
カリウム
利尿作用によるデトックス効果が期待できるカリウムも含まれています。そのため、むくみの解消にも繋がりやすいです。
マコモダケと類似しているタケノコと比べると水分含有量が多いため食べた時の満足度が大きく、且つ、低エネルギーなので健康はもちろん、美肌やダイエットなどに気を遣っている人には嬉しい効果が期待できます。
マコモダケの販売先
マコモダケは旬の時期が短いためスーパーであまり目にすることはありません。産地である千葉県・長野県・石川県・三重県をはじめとした地域の道の駅や直売所が多いと言えます。
また最近ではふるさと納税で気軽に購入できる機会が増えています。事前にチェックして旬の時期に合わせて取り寄せられるように調べてみることをオススメします。
まとめ
今回はマコモダケについてご紹介してきました。旬の時期が短い希少なマコモダケは飲食店で旬の料理を作る際にはぜひ盛り込みたい食材ですよね。
しかし、一般的には直売所やふるさと納税でしか手に入れることが難しいマコモダケ。旬に合わせて仕入れたいと思っていてもなかなか難しいです。
そのようなときはぜひマルチュウスマイルにご相談ください。
マルチュウスマイルでは長年、食を通してたくさんの人との繋がりを大切にし、多くの業者さんと強い繋がりを築かせていただきました。
150年以上を誇る歴史や卸としてのノウハウを大切なお客様にお届けできるよう日々努めています。
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