スーパーで様々な種類が販売されている「エビ」ですが、多くは小さいサイズで食べ応えを感じにくいと感じる方もいるでしょう。
しかし、日本国内でも食べ応え抜群な大きなエビを美味しく食べることができます。
今回は日本で食べられる「大きなエビ」を紹介しますので、食卓にピッタリなエビをぜひ見つけてみてください!
目次
日本で食べれる大きいエビは10種類
エビは世界で3,000種類いると言われ、泳ぐ「遊泳型」のエビや海底を歩く「歩行型」のエビなど様々な種類が生息しています。
その中でも漁獲量・養殖量などの安定から日本で食べられるエビの種類は20種類程度といわれています。
更に「大きいエビ」はこの中にいくつあるでしょうか?一般的に多く出回っている甘エビは12cmなので、ここでは12cmより大きいものを「大きいエビ」と定義します。
大きいエビ、且つ、日本で食べられるのは10種類足らずで比較的希少と言えるでしょう。
では、早速大きいサイズの順番でエビを紹介していきます。
1、お祝いに最適な高級エビ「伊勢海老」
伊勢海老はお正月などのお祝い事で目にしたことがある人も少なくないでしょう。姿盛りや焼き物などお祝いの席を彩る重要な役割を果たします。
伊勢海老の大きさに匹敵するロブスターよりも甘みや旨味が強い魅力があり、身がガッシリとしていて黒みがかった赤褐色が特徴的です。
体長 | 35cm程度 |
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主産地 | 千葉県、静岡県、三重県 |
旬の時期 | 9月〜3月 |
オススメ料理 | 姿盛り、味噌汁 |
2、車海老の最大種「シータイガー」
シータイガーは元々ブラックタイガーのことを表しており、「くまエビ」「からすエビ」などとも呼ばれています。
中東や東南アジアで漁獲されたシータイガーが冷凍で輸入されるため日本では基本的に通年食べることができます。
シータイガーは大型なため、大型エビ特有の大味のイメージがありますが、しっかりとした肉質と濃厚な甘みが特徴。食べ応え満点なエビなので、エビ好きにはたまりません。
BBQグリルで大胆に焼き上げたり、衣をつけてフライにするなどすることで天然エビの香りが一層引き立ちます。
体長 | 34cm程度 |
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主産地 | ミャンマー、インドネシアなどの中東や東南アジア |
旬の時期 | 通年 |
オススメ料理 | BBQグリル、フライ |
3、日本最大級「セミエビ」
セミに似たその見た目にちなんで名付けられたセミエビは30cmと言う国内最大級の大きさのエビです。
その大きさや食感から活け造りとして食べられることが多いです。シンプルに塩を振ってグリルするだけでもエビの香ばしい香りが一層広がり、匂いと共に味わいを楽しむこともできます。
体長 | 30cm程度 |
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主産地 | 千葉県から九州の太平洋岸、沖縄や房総半島以南の太平洋岸 |
旬の時期 | 11月〜3月 |
オススメ料理 | 活け造り、塩焼き |
4、高級寿司でも使われる「ボタンエビ」
ボタンエビは比較的一般的なエビではあるものの、高価でお寿司のネタとしてよく使われています。
鮮度が高いボタンエビほど鮮やかな赤色をしているため、購入する際の目安として参考になります。甘みが強く、ねっとり濃厚な食感も特徴的。
体長 | 20cm程度 |
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主産地 | 千葉県、静岡県、愛知県 |
旬の時期 | 10月〜5月 |
オススメ料理 | 寿司、刺身、塩焼き |
5、一年中食べられる「バナメイエビ」
海外からの輸入が多いものの、最近では国内での養殖も盛んに行われているバナメイエビ。生の状態では黒色をしていますが、輸入の際には一度茹でられていることが多いため、赤色をしていることが多いのが特徴です。
天然は少なく、ほとんど養殖や輸入が多いことから旬の時期はなく1年中美味しく食べられるのも魅力の一つと言えるでしょう。
あっさりとした味わいから本来の味を楽しむよりかは加熱させ、料理の一部として楽しむことが多い食材です。
体長 | 20cm程度 |
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主産地 | メキシコ、ペルーなど中南米 |
旬の時期 | 養殖が多いため、とくにない |
オススメ料理 | パエリア、ピラフなど加熱料理 |
6、バリエーション豊富な調理法で食べられる「ウチワエビ」
ウチワエビは旬の時期が短く、漁獲した産地で食べてしまうことがほとんどのため、市場に出回ることがほとんどない希少な種類です。
エビには珍しい半透明の白い身ととろけるような甘さから刺身や味噌汁など様々な調理方法で美味しく食べることができます。
体長 | 20cm程度 |
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主産地 | 宮崎県、長崎県の五島列島 |
旬の時期 | 10月〜11月 |
オススメ料理 | 刺身、塩焼き、味噌汁 |
7、最高品質の称号を得た「天使のエビ」
世界最高品質とされる「パラダイス・プロン」を正式名称にもつ「天使のエビ」は世界自然遺産にも登録されたフランスのニューカレドニアで養殖されています。ニューカレドニアの自然の恵みを受けて、汚染のない安全な海で育った安心の海老です。
まったく臭みがなく、プリプリでやわらかな食感です。生で食べても、濃厚な甘みを感じられますが、軽く火を通すことで、さらに甘みが濃厚になります。
体長 | 16cm程度 |
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主産地 | フランス ニューカレドニア |
旬の時期 | 通年 |
オススメ料理 | 刺身、炙りカルパッチョ、エビチリ |
8、北海道の希少エビ「ブドウエビ」
国内では北海道羅臼町でのみ獲れるブドウエビ。資源保護のため漁獲期間は7月から9月とかなり短いため漁獲量が限られた貴重な種類です。
赤紫色の身体がブドウのように見えることから名付けられ、甘みが強く水分が少ないのが特徴。
体長 | 15cm程度 |
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主産地 | 北海道羅臼町 |
旬の時期 | 7月〜9月 |
オススメ料理 | 刺身、寿司 |
9、幻の海老「ゾウリエビ」
暖かい地域で漁獲量の多いゾウリエビですが、高知県や和歌山県でも獲ることが可能。
しかし、ほとんどがエセエビなどを漁獲する際に混獲されているものだそうです。
漁獲量が極端に少なく、市場に出回ることがほぼないため幻のエビとも呼ばれているそうですが、基本的に通年漁獲はできます。
しかし、沖縄県など一部の地域では、4月・5月〜7月・8月までは禁漁期となっているため秋から春が漁獲できる旬の時期と設定されています。
体長 | 15cm程度 |
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主産地 | 房総半島から九州の太平洋側、奄美群島から沖縄諸島 |
旬の時期 | 9月〜3月 |
オススメ料理 | 刺身、茹で |
10、鳥取県の希少エビ「モサエビ」
正式名称は「クロザコエビ」ですが、鳥取県でしか味わうことができないため鳥取県でとれたクロザコエビを「モサエビ」と呼び、通称になってきています。
これはモサエビの鮮度を保つ関係で、遠方への出荷が難しいとされているためです。
甘みは甘エビよりも強く、プリプリとした食感と一緒に楽しめます。
体長 | 13cm程度 |
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主産地 | 鳥取県 |
旬の時期 | 9月〜5月 |
オススメ料理 | 刺身 |
まとめ
今回は日本で食べられる「大きいエビ」を紹介しました!
海外から輸入している種類から、国内の一部の地域でしか食べられない種類など様々ありますが、国内旅行をする際には観光がてらその地域でしか食べられないエビを堪能してみるのもいいかもしれませんね。
しかし、中には通販でなくては手に入らない希少なエビもあります。
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