日本の海産物は美味しく鮮度が高いと人気ですが、反面価格が高くなかなか気軽に買えないのが現状です。
スーパーなどでも中国産の大きなうなぎが小ぶりの国産うなぎの半分の価格で販売されているのを目にしますよね。
国内で国産のうなぎが出回らない、出回っていてもかなり高価なことには理由があります。
国産のうなぎに手をだせずにいた、実はうなぎの事情をよくわからずなんとなく購入していた方は、ぜひ国産うなぎの魅力を知ってたまに国産を手にとってみてはいかがでしょうか。
国産うなぎについて、中国産との違いについてご紹介しています。
目次
国産うなぎの名産地
国産のうなぎは西日本での生産が盛んであり、始まりは静岡県浜名湖。その後鹿児島県の大隈半島や愛知県、宮崎県での生産が進み、有名になりました。
鹿児島県は、全国のうなぎの生産量のうち40%を占め、”うなぎ産地”として有名であり、養殖するための天然シラスウナギが獲れる魅力があります。
清水の湧水や霧島山麓丸池湧水をはじめとして名水も多く点在し、ミネラルが多く含まれていたり、温暖な気候だったりとうなぎの育成に適した環境です。
愛知県はうなぎ生産量第2位を誇り、一色産うなぎや豊橋うなぎは高級うなぎとしても有名です。夏に出荷される、養殖期間の短い”新仔”も有名で身と皮が柔らかく西日本では特に人気を博しています。
全国第3位の宮崎県は、高品質なうなぎを養殖しており、その背景として大手企業とのオリジナル飼料が使用されています。愛知県に続きブランド化も進み、宮崎県佐土原の和匠うなぎは有名ブランドです。
国産うなぎの魅力3つ紹介
スーパーに出回っているうなぎを見ると国産か中国産のうなぎのどちらかではないでしょうか。
中国産の方が価格がお手頃でサイズも大きく、値段のはる国産は手を出しにくいですが、値段にはそれなりの価値があります。
1、食べやすい食感
よく言われるのが中国産はゴムっぽいということです。弾力があり、いわゆるうなぎの食感とは異なることが多いです。それに対して国産は身が薄く食べやすいのが魅力と言えます。
2、脂のノリ
国産のうなぎは脂のノリが少なく、あっさりしています。コクのある蒲焼にすることが多いうなぎはさっぱりした味わいの方が美味しく食べられますね。
3、小骨の小ささ
気づきにくい点かもしれませんが、国産のうなぎは中国産に比べると小骨が比較的小さいです。小骨が小さいのに加え、量も少ないためストレスを軽減してうなぎを堪能することができます。魚の骨が苦手なお子様でも食べやすいですよね。
美味しいのに国産うなぎではなく、中国産が出回る理由2つ
先述したように、日本のスーパーではたくさんの中国産のうなぎが販売されています。価格が安いだけではなく、サイズも大きく、よりお得に感じますよね。
しかし、なぜこんなにも中国産のうなぎが出回っているのでしょうか?
一つ目の理由として、養殖のコストが挙げられます。
市場に出回っているほどんとのうなぎは養殖ですが、日本ではその養殖のうなぎを半年から一年かけて餌や環境に配慮しながら育てられます。
それに対して中国では露地池という場所で養殖されます。自然な場所で養殖できるというメリットはありますが、温度管理や病気の予防が難しいなどの欠点があります。しかし、コストは抑えられるため大量の養殖が可能な他、2〜3年養殖するのでサイズも大きく育てることができます。
二つ目の理由は、大量生産です。
中国産のうなぎは上記の養殖で大量生産できることから世界中にたくさん輸出することができます。
いずれにしてもコストを安く抑えた状態でうなぎを仕入れることができるので、スーパーなどのお店で多く中国産が使用されていることがわかりますね。
国産のうなぎが美味しく食べられるのは「蒲焼き」
国産のうなぎは質が高く、日本伝統の味「蒲焼き」で食べるのが定番であり格別です。
うなぎは世界中で様々な食べ方で親しまれていますが、蒲焼きは日本でしか食べられない古くから受け継がれている食べ方です。
せっかくそのような日本伝統の味を食べるのでしたら、プロの味を楽しみたいですね。
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まとめ
今回は国産うなぎの魅力についてご紹介してきました。「うなぎといえば蒲焼き」と言っても過言ではないくらいうなぎと蒲焼きは相性抜群。
健康的で美味しい日本食を楽しむためにも蒲焼はオススメですね。
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