骨が少ない・多い魚とは?おすすめの調理方法もご紹介!

魚の身には、タンパク質はもちろん、カルシウム、ビタミン、タウリンといった人の体に必要な栄養素がたっぷり含まれています。

そんな栄養満点の魚料理を子どもに食べてほしいけど、「骨が苦手で食べてくれない」「肉料理に比べて不人気」といった理由から、避けがちな方も多いのではないでしょうか?

子どものために骨が少ない魚を選んで買いたいけど、選び方がわからないという方もいるかもしれませんね。

今回はマルチュウスマイルが、骨の少ない魚、多い魚にはどんな種類があるのか、どう調理したら食べやすくなるかについてご紹介します!

骨が少ない魚と調理方法

骨が少ない魚とはどんな魚なのか、早速紹介していきます!

切り身で売られていることが多い、ブリカレイタラや、白身魚のヒラメタイなどは、魚のなかでも比較的骨が少ないです。このような大きな魚は、骨も大きくて取りやすいので、お子さま用に骨抜きをするのも簡単ですよ。

とくに切り身で売られている場合は食べやすく、調理にも便利です。

お子さま用に取り分ける際は、部位の中でも小骨が少ない尾びれ側を使うのがおすすめです。

また骨が少ない状態で買える魚でいうと、切り身の他に、フィレの状態で売られているものがあります。フィレとは、魚を3枚におろしたうちの片身のことで、すでに背骨が取り除かれています。

フィレでよく売られているのは、サンマアジイワシなどです。

その他には、サバもおすすめです。骨を取り除く必要はありますが、大きな骨が多く小骨が少ないのでラクに処理ができます。

骨が取りやすい調理法としては、煮魚ホイル焼きがあります。

焼き魚よりは煮魚やホイル焼きのほうが、骨離れがよくやりやすいでしょう。

骨を取るときは箸を使うより、実際に手でほぐしながら取っていくほうが取り残しも少なく安心ですよ。

骨が少ない魚の種類や、基本的な調理方法が分かったところで、お子さまがいるご家庭におすすめなレシピをご紹介したいと思います。

骨が少ない魚を使ったおすすめレシピ

骨が少ない魚を使った、お子さまに喜ばれそうな魚料理のレシピを2つご紹介します。

これまでお肉派だったお子さまにも、魚を好きになってもらいましょう!

【白身魚のクリームソース煮】パサつく触感をクリームでカバー

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ヒラメ、カレイ、タラなどお好みの白身魚を使って試してみてくださいね。

ホワイトソースから作らない時短レシピなので、忙しい方にもピッタリです!

クリーム煮でとろみを補うことで、パサパサとした触感がなくなり、お子さまも食べやすい魚料理になります。

材料(4人分)

  • 白身魚(4切れ)
  • 塩(少々)
  • 酒(大さじ1)
  • サラダ油(大さじ1/2)
  • にんじん(1/8本)
  • たまねぎ(1/2個)
  • えのき(1/4袋)
  • しめじ(1/2袋)
  • バター(20g)
  • 小麦粉(大さじ1)
  • コンソメ(1個)
  • 牛乳(1カップ)
  • 生クリーム(1/2カップ)
  • 塩(小さじ1/2)
  • こしょう(少々)
作り方
  1. 白身魚に塩、酒で下味をつけてフライパンで焼き、お皿に取り出しておく。
  2. 同じフライパンに油をひいて、食べやすく切ったにんじん、たまねぎ、えのき、しめじを加えてさらに炒める。
  3. バター、小麦粉を入れて焦げないように炒めながら、コンソメ、牛乳、生クリームを加えてサッと煮る。
  4. 塩こしょうで調味し、①の魚の上にかけて完成。

【サバのカレー揚げ】魚の生臭さをカレー粉が打ち消す

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お子さまの苦手な魚臭さを打ち消す、カレー風味のから揚げレシピ!

から揚げの衣にカレー粉を加えて揚げるだけで、簡単に美味しく作ることができます。

家族に喜んでもらえること間違いなしの、サバのカレー揚げをぜひこの機会にお試しください。サバを白身魚に置き換えて作ってもOKです。

材料(4人分)

  • サバ、または白身魚(4切)
  • 塩(少々)
  • 酒(大さじ2)
  • 片栗粉(大さじ3)
  • カレー粉(少々)
  • 揚げ油(適量)
作り方
  1. サバに塩、酒で下味をつける。
  2. 片栗粉とカレー粉をよく混ぜあわせ、①の魚に付けて180℃の油で揚げる。身が浮いてきて、全体がきつね色になるまで待つ。(身の大きさや調理環境によって異なるが、5分程度が目安)
  3. 盛りつけて完成。

骨が多い魚と調理方法

続いて、骨が多い魚にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

骨がとても多く、「骨切り」という作業を行わないと食べられないのが、ハモニシンです。またハモの血液に毒が含まれているので、必ず火を通して食べる必要があります。

その他に骨が多い魚は、イワシサンマタチウオアジなどです。

このような骨が多い魚も、美味しく食べることができる調理方法や、骨の取り方をご紹介します。

イワシ

骨が多いイワシも、カタクチイワシやウルメイワシのような小さなものであれば、から揚げにして骨ごと食べることができます。から揚げにしてもまだ小骨が気になるという方は、2度揚げをするのがおすすめです。

魚の骨は非常に栄養価が高いということをご存知でしょうか?食べることによりカルシウム・マグネシウム・リン・ビタミンD・鉄分・などを効率よく吸収することができ、健康にも良いですよ。

サンマ

サンマは骨を取る必要がありますが、簡単な方法をご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

  1. 焼いたサンマの身を寝かせた状態の箸で全体的にやさしく押す。
  2. 箸で身を開く。
  3. 頭の部分を持ち上げてそのまま一気に骨を引っ張る。

この方法で骨をキレイに取ることができます。

骨を取ってお子さまに出してあげれば、きっと嫌がらずに食べてくれますよ。

サンマは、塩焼きや、竜田揚げ南蛮漬けなどさまざまな調理方法で美味しく味わうことができます。

アジ

アジは身を3枚におろしてから、腹の骨をすくいとるように骨を取ってください。

骨が集まっている頭側に気を付けながら、小さな骨を取り除いていきましょう。

アジは、アジフライや、ムニエル南蛮漬けなどで美味しく味わえます。

またアジの骨は、骨せんべいとしても楽しむことができます。3枚におろしたあとの背骨をそのまま揚げて、から揚げにすることで、骨まで美味しく食べられますよ。

まとめ

骨の少ない魚、多い魚にはどんな種類があるのか、どう調理したら食べやすくなるかについてご紹介しました。

骨の少ない魚を選んで調理するもよし、骨の多い魚でも骨ごと食べてカルシウムを補給するもよし、ご家庭に合った魚の取り入れ方を試してみてくださいね。

魚の骨が気になって、今まで魚料理を避けていたという方の助けになれば嬉しいです!

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